パソコンなど情報通信技術の発達により、
オフィスで働く人たちは、いすにクギづけにされています。
しかしどんなにすわり心地のよいいすにすわり、よい姿勢を保つことができたとしても、
長時間同じ姿勢をとりつづけること自体、腰痛の原因になるのです。
たとえば手を上げつづけていると、1分もたたないうちに腕の筋肉がこわばり、
痛くなってくると思います。
一つの姿勢を保持するとき、筋肉は重力に抵抗するための緊張をしいられます。
デスクやパソコンの画面に向かってすわっているとき、
背中や腰の筋肉は、これと同様の緊張状態をしいられているのです。
緊張がつづく筋肉は、毛細血管が圧迫されて血液循環が悪くなり、
エネルギーを消費したあとに残る乳酸などの老廃物がたまってきます。
こうした老廃物は俗に 「疲労物質」と呼ばれ、
周囲の筋肉を刺激してさらに緊張を高めるという悪循環を生みます。
このため、疲労感だけではなく、腰まわりの鈍い痛み、腰がだるい、
重いなどの症状を招くことになるのです。
このような腰痛を防ぐためには、仕事の合間にまめに席を立って姿勢を変えるなど、
背中や腰の筋肉の緊張をやわらげることが必要です。
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